日本文芸家クラブよりご連絡

各位

新年を迎え、心新たに仕切り直したいところでしたが、なおも新型コロナウイルスの猛威は衰えず、先の見えない日々が続いています。
加えて、世界各国の金融政策転換や原油高による経済不安、ロシアのウクライナ侵攻など、世界秩序を根本から揺るがしかねない出来事が次々と起こっています。
この先、不安しかないような情勢ですが、カオスの奥には必ず新たな光明があるもの。
混沌とした時代だからこそ、創作者として、個々に抱く“希望”のようなものを表現していきたいですね。
私たちの生み出す作品が、手に取ってくださった方々の何かしらの道標になればと願ってやみません。

さて、依然、新型コロナウイルスの状況が改善しない中、クラブとしての活動ができず、会員の皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしております。

本年の活動等について、下記のとおり決定しましたので、ご報告させていただきます。

1:新年会中止
変異株の感染拡大が続いている状況を鑑み、今年もやむなく中止せざるを得ないと判断いたしました。夏の懇親会につきましても、状況をみて検討する予定です。

2:二〇二二年の会費免除
本年も、会報、文芸随筆などの会員向けの活動をほぼ休止状態にせざるを得ないため、本年の会費も免除といたします。

※なお、すでに本年度の会費をお振り込みいただいた方は、繰り越しとさせていただきます。

3:理事会選挙の再延期
本年も昨年に引き続き、総会を開ける状況にありませんので、次回の総会が開け、選挙が滞りなく行える状況になるまで、当面の間、理事、役員などは現体制のまま継続することといたします。

まだまだ厳しい状況が続きますが、笑顔で再会できるその時まで、皆様ご自愛ください。

日本文芸家クラブ 理事長   矢月秀作