2月4日発売 身代わりの娘: 大江戸木戸番始末(十二) (光文社時代小説文庫)文庫  喜安幸夫


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まだ肌寒い如月。米沢町の小間物商い、珠洲屋の娘・お珠は病が治癒したお礼参りに出かけるが、同道の女中・お千がお珠に近づく白い蛇を目撃する。「白蛇の現われた者は死ぬ」言い伝えに、すわお珠に災難が、と一家は心配するが、それは、珠洲屋を見舞う大騒動の前触れに過ぎなかった。頼れる木戸番の杢之助が、町内の平穏を守るために大活躍。文庫書下ろし、傑作時代小説。

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